日本バイオ作物ネットワーク(JBCN)理事長の徳本です。
過日、Eメール、YouTubeやFacebookなどでお伝えしているとおり、バイテク品種の日本での社会実装(商業栽培)の入り口として、食用に比べて障壁が低いと考えられるバイオエタノールに代表されるエネルギー利用を目的とした栽培を検討しています。
昨年は米国アイオワ州のリンカーン・エナジー社プラントを視察するなどして知見を高めてきましたが、2025年は、JBCNの理念に共感を示してくれている、農研機構の上級研究員小松氏をつくば市の試験圃場に訪ね、当会が考えるエネルギー利用を目的とした栽培に適すると考えられるゲノム編集イネの栽培状況を視察し、また今後の展望についての意見・情報交換、次年度以降に予定されている農家による試験栽培について具体的に議論したいと考えています。

視察後はつくば市内で懇親会も予定しております。お忙しい時期かと思いますが、ご都合のつく方は是非ご参加ください!
日時
- 2025年9月4日(木)
視察ツアー日程/内容
- 9月4日 つくばエクスプレス(TX)つくば駅(茨城県つくば市)集合
- バスで農研機構へ。国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 生物機能利用研究部門 作物ゲノム編集研究領域 ゲノム編集作物開発グループ 上級研究員 小松晃氏
- ゲノム編集イネ(北陸193号ベースに、ゲノム編集技術で更に20%増収することに成功したバイテク稲)試験圃場の視察、研究員との意見交換
- 資材庫にて栽培基本情報などの説明を受け、圃場見学
- 組換え体を栽培するための特定網室、隔離温室、培養室などを見学
- 本館会議室にて意見交換
- バスでつくば駅に戻り、周辺の飲食店にて懇親会
- 解散
募集人員
最大5名
注意事項
- 本ツアーにかかる経費=現地までの旅費(交通費、宿泊費)および食費等は参加者のご負担となります。また航空機や新幹線等移動手段や宿泊施設もご自身でご手配ください。
- 応募者が募集人員を超過した場合は、先着順とさせていただきます。あらかじめご了承ください。
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