第二回 JBCNオンラインカンファレンス開催決定

日本バイオ作物ネットワーク(以下、JBCN)のメンバーの皆さま、こんにちは。JBCN事務局です。

JBCNメンバー限定、第二回のオンラインカンファレンスの概要が決定しましたのでお知らせいたします。

本イベントは会員限定の開催となります。

イベント概要

名 称日本バイオ作物ネットワーク 第二回オンラインカンファレンス
日 時2023年9月23日(土・秋分の日)午後8時
内 容第一部:オンラインカンファレンス「ヨーロッパの農業の真実(1)オランダの酪農と政治」
・会場はYouTube JBCN チャンネルにて(URLは会員の方にメールでご案内しております)
・プレゼンテーション(60分) Judith de vor
・質疑応答(30分)

第二部:オンライン懇親会
・Zoomにて実施します
司 会徳本修一(JBCN理事長)

「欧州グリーンディール」、「ファームトゥフォーク(Farm to Fork)戦略」など、脱炭素に向けた動きを加速させている欧州。オランダ政府も、環境保護政策の一環で窒素排出量の厳しい規制を発出、それに対して同国の農家は大きな反対デモを起こしました。なぜ地域の農家を窮地に陥れるような、極端な意思決定がなされてしまうのでしょうか。
ご存知のように、飼料の高騰や乳価の下落など、日本の酪農業界は非常に厳しい環境にあります。ファームトゥフォーク戦略にならい「みどりの食料システム戦略」を策定するなど追従の動きを見せる日本。仮にヨーロッパのような環境規制が加われれば、更に深刻な状況になることは容易に想像できます。
私たち日本農業は、ヨーロッパの事例から何を学ぶことができるのか。どのようにアクションを起こしていけばいいのか — オランダの酪農家、Judith de Vorに聞きます。

ゲストスピーカーの紹介

オランダの酪農界の若きアドボケーターであるJudith(ジュディス)にプレゼンテーションいただきます。

オランダで酪農場を経営するJudith。現在、110頭の乳牛と35頭の若い乳牛の搾乳を行っており、約36ヘクタールの泥炭草地と飼料用のトウモロコシを栽培。動物福祉と環境に配慮し、絶滅の危機に瀕している鳥類、生物多様性(蝶、ミツバチなど)の保護、ソーラーパネルを使った自家発電などでも知られる彼女の農場には、年間数千人の人々が視察に訪れます。
持続可能な農業の実現と発信について情熱的な農家である彼女はオランダの農場景観の大使およびオランダ代表チームAgroNLの大使を務め、またグローバル ファーマー ネットワークの積極的なメンバーであり、国際的なNuffield農業奨学金を授与されています。 彼女はコラムの執筆、国際的な雑誌で多くのインタビュー、さまざまな種類のイベントにスピーカー、パネリストとして登壇するなど、農業の発信に尽力しています。

当日はバイリンガルの通訳者がおりますので、お気軽にご質問いただけます。

メディア関係者の方へ

オンラインカンファレンスの様子を全て記録したアーカイブ動画を共有いたします。ご希望の方は、専用フォームから申請してください。オンラインカンファレンス終了後に、ご登録いただいたメールアドレス宛てにアーカイブ動画のURLをお送りいたします。