2024年の予定

理事長の徳本です。

今後の予定をなかなか立てられておりませんで、ご心配とご迷惑をおかけしております。概要とはなりますが、現在検討中の内容も含めざっくりとした内容となってしまいますが、以下のとおり共有いたします。

なお、カンファレンスの講演者は変更、入れ替えとなる場合がありますのでご了承ください。

オンラインカンファレンス

【決定・確定】
時期:2024年3月29日(金)午後9時
講演者:Jana Gäbert(ヤナ・ガベール)/ドイツ
講演のテーマ:欧州で白熱するデモの背景と真実に迫る
欧州各地の農家のデモの影響もあり、EUではファームトゥフォーク戦略の見直し進める動きが出始めている。 現場の農家から見るデモの背景と、EUにおける今後の有機農業とバイテク農業の未来について、ドイツの酪農家 ヤナに聞きます。
関連記事:Farmers from around the world, Jana Gäbert (英語のみ)

以下は予定です。確定次第、詳細を追記し更新します。

時期:2024年6月下旬
講演者:Paul M. Temple/イギリス
講演のテーマ:イギリスのバイオテクノロジー農業の今
2020年にEUから離脱したイギリスの農業では、バイオテクノロジー品種導入の議論が活発化しています。 その最前線に立つ農家、ポールにイギリスのバイオテクノロジー農業の今を聞きます。

時期:2024年10月下旬
講演者:Chandrashekhar Bhadsavle/インド
講演のテーマ:インドで急拡大しているSRT(不耕起直播・節水型水稲)とは
水田農業におけるメタン抑制は、グルーバルサプライチェーンにとって重要事項となりつつあります。 そんな中、インドで近年急拡大しているSRT(Saguna Regenerative Technique)は、不耕起直播・節水型管理の水稲生産技術として注目を浴びています。SRTを開発し、インドの水稲農業の現場に変革をもたらしている農学者でもり農家でもあるチャンドラシェカールにその実際を聞きます。
関連記事:環境再生型農業は、生物多様性と環境保全、持続可能性、そして農家の誇りを高める

リアルカンファレンス

昨年大好評を博したリアルカンファレンスを今年も開催したいと考えています。

時期:2024年8月または12月
講演者Kornelis Kees Huizinga(Ukraine)
講演のテーマ:ウクライナ農業のリアル
先の見えないロシアウクライナ情勢。世界の穀倉地帯であるウクライナ農業は、今も深刻な状況が続いています。ウクライナで大規模農場を経営するキースから、今、ウクライナ農業の現場で何が起きているのか、そしてこの危機が継続する事により世界の食料安全保障にどの様な影響が生じてくるのか。時に戦場ともなる彼の農場から、リアルな声を届けてもらいます。

ファームツアー

世界のバイテク農業最前線ファームツアーVol.1
遺伝子組み換え作物と不耕起農業の世界的先進地である、南米のトップ農家の農場に視察に行く計画です。単なる視察ではなく、技術的が交流もしっかりと行う予定です。正にJBCNだからこそ企画出来るスペシャルなツアーになります(検討中)。